小学生へのプログラミング教育

 2020年から始まる小学生へのプログラミング教育について、その必要性についてはトップページなどで触れてきたが、実のところどのように教えていくのが良いのか教育関係者の間でもまだ模索段階だ。

 既にプログラミング教育を行っている欧米では、一般のプログラミング言語を小学生に教えるには難しすぎると考えられ、Scratchのような入門用の言語を開発して教えているところもあるし、日本国内の小学生向けプログラミング教室でも大半がScratch、ビスケット、プログラミンなどを使って教えている。

 確かに、文部科学省が求めているのは小学生にプログラムのコードを書かせることではなく、プログラムを作るために必要な論理的思考力、問題解決能力、想像力を向上させることと、コンピュータが実生活でそのような働きをしているのか理解させることであるであるが、小学生中、高学年になれば十分理解できるレベルに達する子供もいる。

 Scratchなどの簡易言語を小学生に学ばせること自体は反対ではないが、ある程度の能力を持つ子供にとっては好ましい結果が得られないかも知れない。実際のプログラミングは簡易言語とは全く別物であり多くの基本的なことを学ぶ必要があるからだ。

 算数を習いたての小学校低学年生に論理的考え方を教えるのは難しい。それよりも創造力や問題解決能力を高める訓練をすべきである。

 実際のプログラミングを覚えられるのは、算数で文章問題などが出題される小学校3年生くらいかと思われる。文章問題を読み解く力があれば、論理的に物事を考える力もあるはずだからだ。

 5,6年生になれば、基本的な文法さえ教えれば、インタプリタタイプの言語は比較的簡単に覚えられるだろうし、その気になれば簡単なゲームさえ作れるようになるだろう。

 ということで当教室では冬休み期間中、小学生向けプログラミング教室でC#の初歩を教えることにしている。

 

2017年12月24日